ギー
ギーとは、バターをじっくり煮詰めて不純物を取り除いた純粋な油です。
アーユルヴェーダでお馴染みの良質の油です。
昨日は、ギー配合の超贅沢な石けんを教室で作ってきました。
熟成一か月後が楽しみです♪
しかし、アーユルヴェーダでお馴染みとはいうものの、
おっかあはアーユルヴェーダのことは、まったく詳しくありません(^^;
でもこれまでの石鹸教室で、3大エネルギーであるヴァータ、ピッタ、カパの石けん作りや、
もっと細かく、火、水、地、風、空の石けん作りをやったりしました。
なのに、それらをちゃんと覚えようという頭を
おっかあは持ち合わせていないみたいで・・・(;´д`)トホホ~
でもやっぱりアーユルヴェーダ気になる~
ってことで、
このブログを使って、ギーのことをほんの少しおさらいさせてください。
その前に、アーユルヴェーダというのは・・・
簡単に言ってしまえば、心と身体のバランスを整えるインドの医学ということです。
そして、身体にはヴァータ、ピッタ、カパという3大エネルギーが働きかけていて
たとえば、ピッタが強くなりすぎると、イライラしやすくなったり充血したり。
ヴァータが強くなりすぎると、冷えたり寝不足したり。
カパが強くなりすぎると、寝起きが悪くなったり、太りやすかったり。
こんな感じで、これらを整えるのがインドの医学であるアーユルヴェーダということです。
そしてアーユルヴェーダでよく使われるオイルが「ギー」
インドでは料理もほとんどギーで調理をするんだそうです。
インドでは、ミルクを出してくれたり、荷物を引っ張って働いてくれる牛は、
聖なる神の使者としてうやまわれているんだそうです。
そんな神である牛のミルクから作られた油ですから、神聖なる油なわけですね。
そして特に、ギーはピッタやヴァータをととのえる働きを持っています。
なので、寝付かれないときはおでこにギーを塗ったり
目が充血した時なんかは、瞼にギーをつけてマッサージしたり
強くなりすぎてしまったヴァータやピッタを静めてくれるんだそうです。
そのほかには、消化力を高めたり、免疫力やデトックスアップに効果的。
なので、便秘やアレルギーなんかにもいいと思います。
なにしろ純度の高い油ですから、浄化力があって生命エネルギーに満ちていると
アーユルヴェーダではいわれています。
もともと油は搾った時点からどんどん酸化していってしまいます。
なので巷で売られている植物油のほとんどは、
酸化しないように化学的に処理されてしまっています。
でもギーは、バターにゆっくり熱を加えていくことで
水分と乳固形分と不純物が除去されて、
バターとはまるで異なる純粋な油に変わったものということになります。
だから酸化もしにくくて、3~6か月は保存できます。
そんな夢のような油であるギーを、おっかあが作らずしてどうする!
と思って、
昨日、石けん教室から帰ってきてすぐに作ってみました。
綺麗な油が出来上がりました。
バター臭は少~し残っている程度で、ほんの少し甘い香りがします。
時間がたつと固まります。
バターと違って、少し透明感があります。
バターは、よつばバターかカルピスバターがいいんじゃないかと
石けん教室で教えてくれたので、今回はよつばバター2箱を使いました。
作り方は、調べるとYouTubeなどで丁寧に作り方が出てくるので、
ぜひ皆さんも作ってみて下さい(^_^)/
アーユルベーダのほんのさわりだけだけど、ここまで書いてみると、
本でも買ってもうちょっと勉強してみようかという気になってきましたよ~。
執着
そもそもこのブログを始めたきっかけは、息子への想いや、
それとともに月日が経つにつれておっかあの内面の変化を
綴っていこうと思ったから始めたのですが。
とんと息子のことを書かなくなったおっかあ。
ちょっとここで整理してみたいと思います。
少し前までは・・・
食事の時は必ず息子の分も食卓に出していました。
息子の物は全部取っておいてました。
中学の時の服まで(誰が着るねん!)
息子が入院してた時に着ていたパジャマを着ることができないでいました。
お仏壇の左右にお花を欠かさず備えてました。
納骨もしばらくできませんでした。
等々・・・執着の塊でした。
じゃあ今はどうでしょう・・・
上に書いたことは、一切やめました。
ガシャン!(゚д゚)!
えっ????
なんと!まさに今、ゆのがお仏壇に乗ってお茶をひっくり返しました!
(こういうことがあるので、扉を閉めるようにしています。
以前は扉を閉めるなんて事ありえない!って思ってました。)
すでにお線香の火が消えているのに扉を閉め忘れていました。
しかし、なんちゅうタイミング!
こんなことってあるんですね。
息子が、
「閉めとかなきゃダメじゃないか!」って言ってます(^^;
でも、
「ついでにお仏壇の掃除ができたんだからいいじゃないか」
・・・っていう会話が成り立っているかどうかはわかりませんが・・・
母親の息子に対する執着はハンパないものだと思います。
娘に対してももちろんですが、特に
「母親にとって息子っていうのは、唯一無償の愛を捧げることのできる異性だ」
と、よくおっとうが言っています。
そうかもしれません。
ちょっと特別なんでしょうね。
だからより一層、執着心が強くなるのかもしれません。
だから失ったとき、何一つ手放すことができない。
すべて母親であるおっかあの懐の中に囲っておきたいと思ってしまうのです。
しかし今はどうでしょう。
お仏壇の扉まで閉めてしまうのですよ。
たぶんもう完全に息子への執着から解放されたのかもしれません。
きっと息子も肩の荷が下りたに違いありませんね。
じゃあ今はどんな感じかというと、
息子は空気のような存在になっているのかもしれません。
よく夫婦の関係で、空気のような存在なんていうのを聞きますが。
普段はあることを忘れがちだけど、無くては生きていけないもの。
でも夫婦のそれとはまた次元の違った感覚かな?
そこにはもっと深~い何かが確実にありますね。
・・・・
あっ!!そうか!!
空気というより、エネルギーなのかも!!
そうそう!今ストンと腑に落ちました。
今や、おっかあにとって息子の存在はエネルギーです!
よかった、この記事を書いてて(^^♪
この話を書いている途中、リアルタイムでいろいろ起こりました。
これこそ、息子の仕業です。
お仏壇、閉めたって別にいいんだよ。気にすんな。
俺の存在は空気か?
いやいやこの世の物とはちょっと違うんだけどな~
エ〇〇〇―だよ、ほらっ。
って感じで、おっかあに語り掛けていたのかもしれませんね。
しかしやっぱり、時には姿を見せてほしいものです。
さらに強い強いエネルギーを使って、
姿を浮き出すなんてことできないもんかな~?
ねえ、息子よ。
追記・・・
ゆのにお茶をこぼされてお仏壇を掃除していたら出てきました。
執着のかたまりが。
息子のへその緒の入れ物の中から、
息子が赤ん坊のときの髪の毛と、
初めて切った時の爪と、
最後、極め付け!
初めて耳ほりしたときの、耳垢~(;´∀`)
でもこれは捨てません(^^)v
紡ぐ
やっと本格的に紡ぎ始めました!
もう、やっとです。
やるやると言ってから何年経ったことでしょう(^^;
新しいことをするって、結構勇気がいりますもんね。
なかなか始められないのです。
しかし糸にしないとその先には進めないですから・・・
見よう見まねで作って、さあ始めるぞ!
と息巻いてブログにも投稿していたのに→紡ぐ♪ - おっかあのブログ
なんと尻つぼみになっておりました(;’∀’)
この紡ぎ方は憧れでもありますが、難しいです。
おっかあには、まだまだ早すぎます。
ちゃんと続けるには、まずは簡単な方法で紡ぐのが一番。
なので、スピンドルを使って撚りをかけて太めに紡ぐことにしました。
何年か前に袋真綿(笑)にしたものや、
(その時のブログ記事です→真綿♡(その2) - おっかあのブログ)
絹水を何回かとった後のホヨホヨになったまゆ。
これらを紡いで絹糸を作っていきます。
細いところ、太いところ様々な姿になってしまいますが、
これも味のあるものになることと思って、目をつむることにします。
なにしろ、自分で育てたお蚕さんのまゆですから、
少しも無駄にはしたくないのです。
紡いでいる途中でふと気が付くと、ずっと正座していたことに気が付きます。
どんだけ夢中になっているんだ?
今のところ、ここまで紡ぎました。
ストールを織るには、どのくらい必要なのでしょうか?
わからないけど、今はとにかく紡いで紡いで紡ぎまくります!
生誕29年!
今日は息子の生誕祭!
そういえば「生誕」という言葉は、偉人に向けて使うらしいですが、
息子は超偉人だから使っちゃいます♪( ◠‿◠ )
この世年齢29歳ですって!
おっかあは20歳までの息子しか知らないから、
29歳の息子を想像するのは容易ではありません。
むしろ、どんなに頑張っても全く想像できない。
どんなことを想像しても不自然な感覚になってしまいます。
だからやっぱり息子の今世は20歳でお終い!
ってことなのでしょうね。
20年間を充分に生きた!ってことです。
息子が旅立って9年経った今、
重たい色々なものが剥がれていって、
スカッとこんなことが言えるようになりましたよ。
それもこれもみんな息子のおかげ。
さて、いつも息子の誕生日には、何らかのパーカッションか、
その他家族バンドで使えるような楽器をプレゼントするようにしていますが、
今年はもう何にも思いつかないぞ!
息子は、
もういいから、そんなことより自分の担当の楽器の練習に励みなさい!
って言ってます^ ^
はい、わかりました。
今日は、頑張ってピアノの練習します!
そう言えば、ドラム大好き息子は(略してドラ息子^^;)
俺は不器用だから、人の何倍も練習しなきゃダメなんだ!
って言ってたっけね。
入院中もスティックは肌身離さず持ってたもんね。
その甲斐あって、息子のドラムはなかなかいい味出してたよな〜♪
ああ!もう一回息子のドラムが聴きたいなぁ~
今晩、ドラムを叩いてる息子が夢に出てきてくれないかな〜
よろしくお願いしますよ。
さて、おっかあは29歳の息子を持つほどの年齢になってしまいましたが、
あとは頼んだよと、息子から渡されたバトンを握りしめて、
これからも人生を楽しみますよ♪
なんですと!
ごんとおっかあの土手が、
とうとう小綺麗になってしまうようです…
こういうことだそうです。
洪水時の被害を防ぐためだそうです。
数年前に舗装されて、
砂利道の心地よさを味わえなくなることに
残念な気持ちになりました。
でも、草木で鬱蒼としている河川敷はまだ健在。
おかげさまで、ごんばかりでなく、
お蚕様のエサ取り(桑)も容易に収穫することができました。
きれいな川ではないけれど、
おっかあにとっては、なんともありがたい河川敷です。
しかし、それもいよいよお別れということになります。
舗装されたことによって、助かった~と思われる方も多かったと思います。
今回の河川敷の整備も、
カミツキガメが出没するとの話もあるし、
ゴミの問題や、虫の発生や、そのほかいろいろな面で
これは助かるわあ~と思う人のほうが多いでしょう。
おっかあのように、
唯一、小学三年生並みの少年になれる場所がなくなっていくのは
寂しい~(´;ω;`)ウゥゥなんて思うおばさんは、
もしかしておっかあだけかもしれない・・・(笑)
でも整備されていない箇所が1/3くらいはあるので、
これからも、癒しの場所としてお世話になろうと思います。