おっかあのブログ

そうか!作ればいいんだ!

(= ̄▽ ̄=)V やったね


息子よ!
おっかあは、とうとうやったよ!

思い描いていた、美味しいパンができました!
(写真は、カンパーニュ)


思えば長く険しい(?)道のりでした〜


思い返せば一年半前、美味しいパンをいただいたところから始まりました。

普段あんまりパンは進んで食べない我が家だったけど、こんな美味しいパンがあるなんて!これなら毎日食べても飽きないぞお〜と思いました。
でも買いに行くには少し遠いし・・・


ならば作ればいいのだ!


以前、息子のお気に入りの中島デコさんのレシピ本のことを書きました。
「こんなのが作れたらいいねえ〜」
と、デコさんのレシピ本を息子と眺めながら、いつか作ってみようと話していました。

だから、ここまで諦めずに続けてこれたのは、もちろん息子の後押しもあったから。


一年半前にパンをいただいたことが、「作りたい」から「よし!作ろう!」に、おっかあを奮い立たせたのです。(なんか、おおげさあ〜)


でも、そこからは試行錯誤の日々でした。


なにしろ、天然酵母菌から作るのですから。
気温によっても醗酵の速度が違うし、醗酵しすぎてもしなさ過ぎてもパンの膨らみ具合や味がまったく違ってくるし。
もうこれ、数多く作って、感覚で覚えるしかありませんでした。

パン作りのブログや、レシピ本には、いとも簡単に作れるような感じで載っていますが、なかなかどうして、奥が深かった。


最初は初心者向けということで、干しぶどうの天然酵母菌でしばらく続けていましたが、季節によって、粉によって、こね方によって、醗酵時間によって全然違うので、作るたびに違ったパンが出来上がりました。

醗酵しすぎると、すっぱいパンになってしまい、「すっパン」なんて、命名されたり、
何がいけないのかわからないけど、風味も味もあんまりしないパン、「水パン」なんて名づけられてしまったパンをしばらく作っていたり・・・


でも一番作りたかったのは、酒粕天然酵母菌で作るパン。
そのいただいたパンは、酒屋さんの奥さんが酒粕を使って作ったということを聞いていたので、なんとしても新鮮な酒粕を手に入れて酵母菌を作りたかった。
(新鮮でなくては、醗酵しないのだそうです。)


そして、やっと『寺田本家の酒粕』が手に入り、見事!ぶくぶくと元気に醗酵成功!

こうなってくると、もう生き物ですから、酵母菌がかわいらしく思えてくるんですね。
それが半年前くらいからでしょうか。


もう、酒粕酵母の虜になってしまいました。


次の課題は、レシピ通り作るとどうしても表面が焦げすぎてしまうのです。
オーブンレンジも少々古いし、かといって買い換えるのはまだ気が引けるし。


そしてつい先日、行列ができるパン屋さんをテレビでやっていて、そこからヒントをもらいまして焼いてみたら、焦げずに、しかもふわふわ、もっちり、風味もバツグンのパンが出来上がりました。ヤッタ━━━ヾ(*≧∀≦*)ノ━━━!!!




家族は、「これでお店が出せるね。(。≖ิ‿≖ิ)」

おっかあ「でも、一日一個しか作れないよ。」



手の感覚がとても大事ですし、機械化はできませんし。



あとは、欲を言えば、もっと釜伸びしてくれればいいのですが、それには今のオーブンレンジでは限界があるかなあ〜と感じています。

今流行りの、スチームオーブンだとうまくいくんじゃあないかなあ〜〜



せっかくおいしいパンが作れるようになったのだから、ここに写真付で手順を載せたいところですが、家で使っている道具が、ブログで公開するにはちょっとねえ・・・

といった物なので、誰に見せても恥ずかしくない道具で作った時には、初心者でもわかりやすいように載せてみたいと思います。




これ、息子に喜んでほしい一心だったかも。(もちろん、おっとうや娘たちにもですけど。)
我が子がこの世にいようと、あの世にいようと、関係なく息子を想う母親のサガですね。