おっかあのブログ

そうか!作ればいいんだ!

納棺師

震災後、300人以上の遺体を復元した納棺師の話。


本日の新聞記事より〜


「震災後、津波で亡くなった人々の損傷した遺体を生前に近い姿に戻す、復元と呼ばれる作業をボランティアで続けた納棺師がいた。遺族と寄り添ってきたその活動を、児童書を手がけるノンフィクション作家が本にまとめた。」


という新聞記事に目が止まりました。


その本は『心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師〜思い出が動き出す日〜』です。


それによると、5年前、遺族に亡くなった人の一番いい顔を思い出して欲しい。と、独学で復元技術を身に付けたそうです。
そして、震災直後、遺体安置所で、藻や貝が絡みついて変色した女の子の姿を見て、遺体の復元をボランティアで行うことを決意したそうです。生前の表情に少しでも近づけようと、失われた眉毛やまつげを補う際に、つけまつげが足りないと、自分の髪の毛を切って使ったりしたそうです。
車中泊しながらの作業で、遺体の損傷が激しいと、一人に4時間以上かかることもあったといいます。




参りました。

もう頭が下がったまま上げられません。