おっかあのブログ

そうか!作ればいいんだ!

タイムスリップⅡ

昨日ラジオを聞いていたら、スーパーフライの曲が流れてきました。
息子が、
「もうすぐファーストアルバムがでるんだよな〜♪」
と、楽しみにしていたアーティストです。
でも、ファーストアルバムが出る2日前に、むこうの世界に行ってしまいました。
2日後、上の娘が兄貴のためにと買ってきてくれました。出かける際に誰にも会いたくないからと言って、帽子とマスクを着けて〜

息子の亡骸の側で、このCDをお葬式の日までずっとかけていました。
驚いたのは、このCDに収められている曲のほとんどが、愛を歌った歌であったことです。まるで、息子からのメッセージのようでした。

当時は毎日のように聞いていました。

あれから3年半以上経った今、スーパーフライの曲を聞くと、息子の横たわる悲しみに満ちた部屋に一瞬でタイムスリップするのと同時に、この一曲一曲の愛に溢れた歌が心に沁みたその時の思いもタイムスリップしてきて、空虚な寂しい悲しい感覚と、温かい感覚が一挙に押し寄せてくるのです。

あゝ〜、この感覚を言葉で表すのは難しいです。

スーパーフライに限らず、息子との思い出の曲はたくさんあります。
それらの曲を聞くたびに、その時々の息子と過ごした感覚が蘇ります。
今がその時間になってしまうんです。

少し前までは、過去をこんなふうに思い出してはグズグズするのは、阿部さんの言う「いまここ」から離れてしまっているではないか〜?と思っていましたし、何より「いまここ」(悟りまたは空)の世界にいる息子からどんどん離れて行ってしまうような気になっていました。
でもなんだかタイムスリップというのは、過去に戻っているのではなくて、いまがその時になっているのであって、要は「いまここ」の阿部さんが言うところの、時間なんて存在してなくて、だから過去も未来もなくて、いまここしかないんだ、というのは、いまも過去も未来も全部同時進行しているっていうこと‥??
だから、タイムスリップって過去や未来に行っているように思われがちだけど、実はタイムスリップっていうのは「いま」起こっていることなの‥??????

?????すみません、支離滅裂になってきましたのでこの辺でやめときます。
「おっかあ〜!文章になってないぞお〜(*´д`*)」(息子の声が聞こえるようです(+o+))

頭でグチャグチャ考えて結論を出すことではないですね。
こればっかりは、息子と同じ悟りの境地に立たない限りわからないことです。



要するにおっかあは、日々音楽を愛し、淡々と自分らしくいまを生きていく。そして、いくつもの気づきを経ていくことで、自我を一枚一枚剥いでいき、いつの日か息子の居る悟り(空)の世界にたどり着くときがくるのかなあ〜
‥と、ここまで書いといて、やっと原点に立ち戻ったおっかあです。