灰干しわかめ
ご近所の方に、四国旅行のお土産で
「灰干しわかめ」なるものをいただきました。
初めて見たので、調べてみました。
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内海と外海の海流が激しくぶつかり合う鳴門海峡。
そこに生まれる無数のうず潮にもまれて育つ、鳴門わかめです。
灰干し製法は、江戸時代に前川文太郎さんが開発、考案した技術とされています。収穫された
わかめは海水で洗われた後、鳴門の海岸で灰をまぶし瀬戸内海の太陽の下に干されます。
わかめを乾燥させる時に、湯通し(ボイル)をする代わりに炭灰を利用し乾燥させています。
湯通しをしないこの灰干し製法は、ワカメの持つ栄養やうまみを殆ど逃がすことなく仕上げることができます。
現在、徳島県で灰干しわかめを製造しているのは鳴門市里浦地区のみで、この里浦でも約7割が湯通し製法で、灰干し製法を行っているのは残りの3割のみということです。
炭灰をまぶすと、わかめに含まれている酵素の働きを抑え、変質防止に役立ちます。
素干わかめが3か月ほどでドロドロになるのに対して灰干は長期間の保存に耐えます。
一切湯通しをしておりませんので、わかめの持つ栄養分がそのまま閉じ込められています。
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だそうです。
袋から出したら、手が真っ黒に…
結構何度も水を取り替えて洗いました
綺麗なわかめ色!
すごくコシがあるので、そのままお刺身としていただきました。
もちろん醤油の代わりに、醤でいただきました!
やっぱり、美味♡