お蚕さま♡(その4)
前回ちらっとお話した、娘の感動話。
……そしてその後、その続きとして、ショックなお話もあります。
先日、携帯に
件名:「感動!!」
と、娘からメールが入りました。
そして、
本文:「蚕の卵がびっしり!!」
その写真がこれ!
人間によって改良され飼育されている蚕を「家蚕(かさん)」
野生の蚕を「野蚕(やさん)」
と、分類されています。
ということは、この写真の卵は「野蚕」です。
娘が、桑の葉を摘もうとしたら、これに出くわしたのです。
家蚕は、人間によって改良されたものですから、
人がお世話をしなければ生きていけません。
多くの絹糸をとるために、お蚕は改良されたわけですが、
ちなみに、家蚕からは、1500mくらいの絹糸が取れるのに対して、
野蚕からは、500mほどだそうです。
でも、野蚕はワイルドシルクといって、
なにやら素晴らしいシルクなのだそうですよ。
ちょっと、家蚕のシルクと比べてみたいです。
そんなことで、娘はキャンパス内で野蚕を発見したのです。
そして、その近くに生まれたての小さな子を見つけたので、
1匹だけ連れて帰ってきましたが、
やっぱり野生ですから、育つことはできませんでした。
娘は、この卵たちのことを、桑の葉を摘むたびに、
どうなったか観察をしていました。
白から黒っぽくなってくるとそろそろ生まれるのかな〜
なんて言いながら。
そして昨日、最近関心のあることを話すという授業があったらしく、
もちろん娘は、蚕の話を用意していったわけです。
そして蚕のことを熱く語って、授業を終え、
そのあと友達に、蚕の卵を見せてあげようと、
いつもの桑の木のところにやってきました!
!!!(゜д゜lll)!!!
なんと!
剪定されてしまってる!!
やり場のないこの想いを言えるのは、
おっかあしかいない!
ということで、おっかあに電話をしてきました。
そして、おっかあも、そのやり場のない想いを
ブログで…