おっかあのブログ

そうか!作ればいいんだ!

竹内栖鳳

美術作品には、まったくもって疎いおっかあですが、
何故だか、竹内栖鳳の絵は生で鑑賞したいとすごく思っていて、
昨日、最終日だったので、東京国立近代美術館に娘に連れて行ってもらいました。


栖鳳は、形式的な描法や画壇の古い習慣を打ち破った人で、
◯◯派などということに固執せず、良いところをどんどん取り入れて、
彼独自の画風を作り上げた人。
そして、実物をよく観察し、写真を撮り、写生をまめにし、西洋美術の手法を学び、
でも、ただ単に外形や質感の描写に終わるのではなくて、
対象物の性質や心情をとらえた表現の研究も怠らなかった人でした。

とにかく、晩年になってもずっと学び続けた人でした。



だから、絵画のことなどまったくわかっていないおっかあでも、
100以上あった作品全てを、楽しく鑑賞することができたんです。

何より、動物の絵が多くて、おっかあとしてはそれが最高でした。


その中でも、ライオンの屏風。
おっかあは、この実物が見たくて美術館に行ったようなものですから、
それはもう、ガラス越しですが、ピッタリ張り付いて見させてもらいました。



見てください!
このたてがみを!
何点もあるライオンの絵の中で、
この子が一番好きです。
まるで、動物園に行った時のような気分でした。



(でも、すごく疲れました。今日は目が充血してます^^;)