おっかあのブログ

そうか!作ればいいんだ!

重曹で洗髪

おっかあは、頭のてっぺんから足の先まで、
すべて固形石けん一個で済ませています。



固形石けんと言いましても、
保湿成分(グリセリン)を抜いていない石けん、
例えば、高級なところではマルセイユ石けんのようなのを使ったり、
手作りの石けんを使ったりしています。

ドラッグストアなどで売っている、無添加純石けんもいいかもしれませんが、
これらは、製造過程で出てくる保湿成分のグリセリンを抜いてしまうので、
使い心地が今ひとつです。
手を洗ったり、食器洗いに使ったりするのならいいんですが。


高級な石けんとはいっても、
シャンプーやボディーソープを購入することを考えれば、
石けん一個で済むんですから、お値段的にも大差はないのでしょう〜。
しかも、頭から体までいっぺんに洗って、いっぺんに流す。
なんて気持ちいいんでしょう!


ただ、頭を初めて石けんで洗った時は、
ギシギシしたり、パサパサしたり、ねばついたり、
フケのようなものが出たりで、やめたくなりましたが、
これは、
今まで使っていた合成シャンプーの化学物質によって溜まっていた毒が、
抜けているサインであることを知っていたし、
何度か使っていれば、溜まっていた毒素も抜けて、
落ち着いてくるということでも知っていたので、
ギシギシネバネバも我慢することができました。





ああ〜(^◇^;)、おっかあはいっつも前置きが長い!しつこい!
タイトルが「重曹で洗髪」って書いてあるのに、
いつになったら本題に入るのでしょうね^^;



…ていうことで、頭も石けんで洗っていたおっかあですが、
どうもここんところ、洗い上がりがしっくりこない。


いろいろと調べていたら…



さあ!やっと本題です!
重曹洗髪」のサイトが出てきました!


でもでも、重曹洗髪のことに入る前に、
もう二言三言、お話ししなければならないことが・・・



合成石けんにしろ、無添加石けんにしろ、
どちらも頭や体を、とってもきれいにしてくれるものです。
しかし、私たちの体には、たくさんの常在菌が住んでいて、
この子たちが、私たちの体の健康を保ってくれているわけです。
なのに、石けんなどで、きれ〜いにしてしまうと、
その常在菌までも洗い流されてしまいます。
そうなると、もう悪玉菌の思う壺です。


たくさんの常在菌の中でも代表的なのが、
表皮ブドウ球菌
この菌は、お肌のコンディションを保つ働きをしてくれます。
悪玉菌の繁殖を防ぐ働きをしてくれています。
要は、悪い菌から体を守るバリアになってくれているわけです。
もうちょっと詳しく言うと、
表皮ブドウ球菌は、皮脂や汗をエサとし食べて、弱酸性の脂肪酸を生産し、
皮脂から排出される脂肪酸とともに、皮膚面を酸性に保ちます。
・・・だそうです。


一方、悪い菌の代表的なものは、黄色ブドウ球菌
(本人は悪さしてるつもりはないんですけどね。)
これは、悪臭の脂肪酸や、アンモニアなどのの不快臭をつくりだす菌。



シャワーで体を流すだけでも、
表皮ブドウ球菌の80%は流れ落ちてしまうと言います。
さらに、せっけんでアワアワゴシゴシしてしまったら…
ましてや殺菌力の強い合成化学石鹸なんかで洗ってしまったら…


少なくなってしまった表皮ブドウ球菌は、
24時間かけてもとの数に戻ると言います。

その間、天敵のいなくなった黄色ブドウ球菌
暴れまくることになってしまいます。



そうするとどうなるか?


体臭がきつくなることになります。


洗えば洗うほど臭いが強くなるということです。




人の体ばかりでなく、植物、動物も、はたまた地球も、
様々な菌などの微生物でバランスが保たれています。
私たちは、微生物によって生かされているわけです。


だけど今、過剰なまでの消臭、殺菌が、
どれだけ自然界の微生物のバランスを崩しているでしょう?
そのことは、恐ろしい新種のウイルスや細菌が
生まれやすい環境になっているとも言えると思います。





あはは…^^;
もういい加減に重曹洗髪についてお話を進めたいと思います。



もともとは、石けんでの洗髪がしっくりこなくなったのがきっかけで
このようなお勉強もさせてもらえたわけですが、
重曹は、消臭力や殺菌力もあるので、よく、
衣類の軽い汚れならば、重曹で洗濯する人は多いと思います。
それに、重曹を入浴剤がわりに使えますし、
ほんとに、重曹って色々なところで活躍してくれます。


そして今回、シャンプーとして使うことになったわけですが、
これが、なかなかすばらしい〜!



頭を洗う前に、よお〜く髪をとかして、
お湯洗いをします。
実は、このお湯洗いだけでも、8割くらいは汚れが落ちてしまうそうです。
それから、
おおさじ一杯くらいの重曹を、
200ccくらいのおゆに溶かして、
頭にまんべんなく振りかけながらマッサージをして、
あとは洗い流せばいいんです。


少しだけ重曹水を残しておいて、
もう少しお湯を足したら、
それを、タオルに湿らせて、体をこすれば、
体もきれいになります。
(おっかあはその時、和紡布というタオルを使っています。)


けっこう思っていた以上にさっぱりするし、
汗をかいても、汗臭くない!…ような気がする〜(^_^)v


あんまりきれ〜いにしない方がいいとはいっても、
シャワーを流すだけではなんとなく物足りない。
そんな時、重曹はちょうどいい具合だなって思います。



ただし、合成シャンプーを使っていた人が、いきなり重曹洗髪をすると、
頭皮に染み込んでいる化学物質が抜けるまでは、
ギシギシネバネバするので、それはガマン!です。


そうそう!
シャンプーの嫌いなごんにも、重曹を使っています。
ごんの体に重曹をパラパラと振りかけて、
よくマッサージして、ブラッシングして、
よく拭き取ると、サラッとした毛並みになります。








清潔にしすぎていることが、実は体を無防備状態にしていること、
そして、不快なニオイを出す原因の一つは“洗いすぎ”であること、


やっぱり、なんでもバランスですね(^-^)/




他にも重曹の記事を書いているので、
カテゴリーの「重曹」のところを、
もしよかったら見てみてください。



てなことで、長くなりました。
ご拝読ありがとうございました(^o^)/