電磁波(その2)
電磁波とは、昨日も言いましたように、
「電場」と「磁場」両者を合わせて電磁波と呼んでいます。
電気のある所には必ず電磁波が発生しています。
電場はボルトで、電圧が加わると発生。
磁場はアンペアで、電流が流れると発生。
わかりやすく言えば、
コンセントを外した状態では、電場も磁場も発生しない。
コンセントを差し込んだ状態だと、磁場は発生しないけど、電場が発生。
電化製品を稼働させると、電場、磁場共に発生。
と、こんな具合です。
電場は、材質に関わらず伝播し帯電します。
そして身体の表面に集まってきます。
で、この電場を逃がすには、アースを取って
電場を外に逃がします。
これに対して、磁場は身体の細胞レベルまで到達しますが、
強度は一定の距離を離れると減ります。
このことから、電場対策としては、
コンセントを入れると電場が発生するので、
使っていない時はコンセントを抜くということと、
少なくとも、コンセントを抜くわけにはいかない冷蔵庫のようなものについては、アースを取り付けること。
地場対策は、電化製品のスイッチがオンになった時に発生するので、
その間は極力近づかないようにする、ってことになります。
まあ、こればっかりはそうはいかないことも多いですが…
少なくとも、オーブンレンジなどでの調理中に、
あんまり中を覗きに行かないようにはしたいですね。
このように、地場対策は、その場から離れることくらいしか今のところないのかもしれませんが、電場については、アースを取るといったちゃんとした対策がとれるわけです。
しかし!
日本はとっても遅れているんですよね。
だいたい、アースが取れるところを家の中で探してみると、
洗濯機置き場、冷蔵庫置き場、エアコンの場所、
これくらいしかありません。
アース端子付きのコンセントが設置されている場所が、
限定されてしまっています。
日本のコンセントは、ほとんどが2口コンセントですが、
欧米では3口コンセントが主流です。
(3つ目の穴がアースのためのものです。)
洗濯機、冷蔵庫、エアコンについては、
新しく購入した際に、業者さんが設置してくれますから、
きちっと、アースもとりつけてくれます。
でも、電子レンジなどは、電気屋さんで購入して、
自分で持って帰って、自分で設置するので、
アース線が付いていても、アースの取り付け口に届かなかったりすると、
まあいいや!
って、ほおって置いてしまいがちです。
台所は狭い場所だからこそ、
電場が充満しやすいわけですから、
アースは絶対だと思います!
…でも…おっかあ…今まで使っていたオーブンレンジ…
撤去したら…アースを取り付けておりませんでした…(・_・;
アース線が購入した時のまま…
きちんと束ねてありました…(・_・;
なぜなら、冷蔵庫用に設置されているアース取り付け口が、遠くて、アース線が届かないんですもの…
…これは、言い訳の何ものでもありません。
アースの延長コードを買ってきて、延長すればいいだけのこと!
今回、新しく購入したオーブンレンジは、アースを取り付けねばと思いましたが、やっぱり線が短くて届きません。
そこで、アースの延長コードを買いに、電気屋さんに行きました。
最初に行ったお店には、在庫がなくて、
2軒目のお店で購入してきました。
お店の人に、
「アースの延長コードをはどこにありますか?」
と聞くと、
「はっ?アースの延長コードですか〜??」
と…
どこにあるんだろう?
わからない…
そもそも、そんなものあるのかな?
みたいな顔つきで困惑していました。
しかもそれは、2軒ともでした。
このことからも、日本人って、
電磁波についての意識がまだまだ低いんだな〜
てことがわかりました。
無事アースも取り付けて、試運転として、
久しぶりに、天然酵母パンを焼いてみました。
焼いている間は、中をのぞかないようにしてね。
まあまあの出来です。
少しばかり発酵させすぎたかも。
でも、オーブンの機能はなかなかでした。
電磁波のことは、もうちょっと書きたいので、
(その3)もあります。