納骨
5月11日
息子の七回忌の法要とともに、
とうとう納骨もしました。
やってみたら、なんてことはありませんでした。
何を今まで息子の遺骨にこだわっていたんだろう?
そんな感じです。
でも・・・
「しばらくは納骨しなくていい。親孝行がしたい。
息子さんはそのように言ってますよ。
そんな風なことを言う仏さんは初めてです。」
なんて、青森の蛇神様こと木村藤子さんに言っていただいてたんです。
(息子が旅立って8ヶ月後、おっとうと2人で青森まで行ってきたんですよ。)
そんなこんなで、息子がこの世に生きた証である遺骨を
今までそばに置かしてもらっていました。
息子もこの世年齢では、もう26歳。
そろそろ親から独立してもいい年齢。
親も子離れを。
そして、このタイミングで七回忌。
おっかあたちにとって、ものすごい大きな節目になりました。
納骨をしたとはいっても、お世話になっているお寺さんは、
家から自転車で10分くらいのところ。
会社からなら歩いて5分くらいのところ。
毎日でもお参りに行けます。
このお寺、とっても小さな小さなお寺です。
住職さんがとても素敵な方で
宗派の違う人までも、困っていたら救ってしまう
住職仲間からも、あいつは本当にいいやつだ!
と言われているくらいの方で、
しかも、イケメン(o^^o)
そんな素敵なお寺が、家の近くにあったなんて、
息子がこのようになるまで知りませんでした。
しかもこのお寺との出会いも不思議でした。
お寺を紹介してくれたのは、
仏壇を購入した際に相談に乗ってくれた女性の店員さんです。
その方はなんと、息子と同じ中学、高校だったんです。
そんなこともあって、今度はお寺の相談をしたら、
このお寺さんを紹介してくれたわけです。
またこちらのお寺は、代々続くお寺ではなく、
今の住職さんのお祖母様が出家して、
そののち建てたお寺なのだそうです。
なぜお祖母様が出家されたのか?
実はこちらの一家は、先祖代々長男を亡くす因縁があったそうで、
お祖母様もご長男を亡くされたことで、出家されたのだそうです。
そういったことからも、この流れは最初から決まっていたことなんだな、
って思わずにはいられませんでした。
あっ、それから他にも不思議なことが…
このお寺にお世話になることを決めた時、
息子の幼なじみの子に話したら、
「あれっ!?もしかして父と母がお墓(生前墓)を買ったところかも〜?」だって!
確かに息子のお墓の斜め後ろにありました。
そしてもうひとつ、
義理の兄の眠るお寺さんの住職さんと、
持ちつ持たれつの仲だったこと!
ここまでくると、ほんとに寸分の狂いもなく
すべてがちゃんとうまい具合に繋がってるんだな〜
ってことを確信します。
逆になんだかうれしくなってきます。
母のこと、ごんのこと、息子のこと、
いろいろなことが重なって、結構ハードでしたが、
6月に入り、少しだけ落ち着いてきました。
今は、ライブに向けて練習あるのみ!
練習不足の演奏にはなりそうですが、
天に向けて演奏できたらいいなあと思います。
(心の中では、七回忌ライブ、または納骨ライブです♪)