おっかあのブログ

そうか!作ればいいんだ!

発酵食品

先日、お味噌の記事を書いたので、ついでに発酵食品の現状を
簡単ですが、書いてみたいと思います。


日本には発酵食品がたくさんあります。
発酵食品は日本の食文化です。
日本が世界に誇れる食品たちですね。

醤油、味噌、甘酒、納豆、お酢、お酒・・・

日本には、これらにふさわしい天然の菌たちが生息しているのです。
お味噌なら、蔵元に生息している麹菌が働きます。

だから、お味噌なら10か月以上じっくり熟成させて、
味わい深いお味噌になるんです。
菌は生きていますから、さらに熟成させると、また違った味わいになります。


でも・・・
こんなに時間のかかる発酵食品が、
なんでこんなにお安くスーパーで買うことができるのでしょう?

それは、熟成させてないから〜(お味噌なんか一か月でできてしまいます)


なぜなら・・・

日本の発酵食品は、安く早く市場に出すために、
ほとんど菌を化学培養していて、その化学培養された麹菌を
種菌メーカーから購入して作っているのだそうです。
天然麹菌ではないということです。

化学的に培養された菌って?
天然の菌をベースに、何回も殺菌するのだのだそうです。
そうすると、菌たちは生き残ろうと遺伝子を変化させます。
その培養の過程では、たくさんの薬品や放射線などを使って、
都合の良い菌を開発しているのです。
そして、なんだか菌の繁殖に「肉汁」を使うのだそうな(+_+)


なぜか?
早く安く、というのが一番の理由でしょうけど、
安く作るには、素材も安く仕入れなければなりません。
安い素材とは?
お味噌なら、大豆やお米。
自然栽培のものだと、素材そのものが高価なものになってしまいましから、
肥料たっぷり、農薬たっぷりの大量生産された
安い大豆やお米を仕入れることになります。

自然栽培のものは、常温でほおっておくと、
自然に発酵していき、腐りません。
でも、肥料や農薬をたっぷり施したのもは、腐っていきます。
そうです!
そこには自然発酵できない素材の粗悪さがあるわけです。
だから、化学的な処理をした菌しか使えないのです。

そして、粗悪な素材を化学処理された菌で、
無理やり短期間で発酵させているわけですから、
当然美味しくありません。
そこで登場するのが、添加物各種!
アミノ酸だとか、〜エキスだとか添加しちゃって〜(+_+)



安いけど、危険で味わいのない化学的に処理された食品を食べて、
病気になるか?

高いけど、安全安心、旨みたっぷりの天然の食品を食べて、
病気になりにくい身体を作っていくか?

判断基準をどこに置くか?ってことだと思います。