酵素ジュース(発酵・その2)
酵素ジュースの続きです(^^)/
昨日は砂糖のことで終わってしまいましたが、
もうひとつ砂糖のことでお話ししなければならないことがあります。
ワークショップで教えてもらったことなのですが、
今回使った白砂糖は、甜菜糖の白砂糖でした。
もちろんサトウキビの白砂糖でもいいんですが、
先生が甜菜糖の方が好きだということで・・・
なぜなら、サトウキビの産地は、暖かい地方の沖縄。
甜菜糖の産地は、寒い地方の北海道。
さて、この違いはなんだかわかりますか・・・?
暖かい地方でとれるサトウキビは身体を冷やし、
寒い地方でとれる甜菜は身体を温めるので、
どちらかといったら、温める方がいいかな〜ということで、
主に甜菜糖を使っているんだそうです。
なるほど!うまくできてますね。
地産池消とはよくいったものです(^^)
さて前回から、しつこく言ってますが、
微生物を育てるには白砂糖が適しているということです。
もちろん、黒砂糖やはちみつなどを使った作り方もあるようですが、
これは一切かき混ぜないで月日をかけて熟成させていく方法で、
途中カビが生えたりして、気が気ではなかったりします。
今回の酵素ジュースは、一日に1~2回ほど、素手でかき混ぜることが大事です。
そもそも酵素ジュースは、季節の野菜や果物のもつ微生物を発酵させたものです。
そこに、人間(作る人)についている菌(常在菌)を移すことで
強力に発酵を促すことができるというわけです。
はい!
出てきました!
「常在菌」という言葉!
これについても、しっかりと学んでおく必要があります。
しかし、それは後にして先にレシピからにしましょう。
では・・・
【酵素ジュース】レシピ
(材料)
季節の果物や野菜(3種類以上使うといいと思います)粘りのあるものは不向きです。・白砂糖・あれば米麹少量(発効促進に使います)
ちょうどいい大きさのビン
※果物や野菜1に対して白砂糖1.1(1kgの果物野菜を使用するなら1.1㎏の白砂糖)
(作り方)
使う果物や野菜を適当に切ります。
その時、食べない部分は入れませんので、取り除いてください。
でも、種は入れてしまうのでそのままで大丈夫です。
レモンなどは、皮ごと食べたりするので皮は剥かなくていいです。
野菜や果物→砂糖→野菜果物→砂糖〜〜
3等分か4等分して交互にビンの中に重ねていきます。
最後に果物たちが表に出ないくらいに砂糖でふたをします。
そしたらそこに、米麹や前回作った酵素ジュースを少し振りかけます。
(なくてもOKですが、あればより一層発酵が促されます。)
ビンにふたはしないでください。
心配な場合は、ふたを少しずらしておいたり布などを被せておくといいでしょう。
作り方はこれで終わりです。
画像は、昨日の記事を見てみてください。
ここから約1週間くらいかけて発酵させます。
次の日になると、大分水分が出てきます。
そしたら、天地返しをするような感じでかき混ぜます。
(味噌づくりと同じですね。)
この時、絶対素手でやってください。
そうでないと意味がありません。
しかも、石鹸できれいに洗った手ではなく、
ただ水だけで洗った手で行ってください。
かき混ぜる人の手についた常在菌が大事なのですから。
・・・なんか、こうやって作ったジュースは気持ち悪くて飲めない〜(~_~)
なんて言う今どきの男子がいそうですが、・・・
そんなの関係なく、
さて、ここからが楽しいのですよ♪
一日に2回くらいの頻度でかき混ぜてください。
できれば、家族みんなでかわりばんこかき混ぜるといいです。
なぜなら、家族みんなの常在菌が入ることになるので、
ほんまもんの○○家のジュースが出来上がります。
手前味噌ならぬ手前ジュースってとこですね♡
数日すると、シュワシュワと泡が立って発酵が目に見えてきます。
でも、シュワシュワしないこともあるみたいですが、
それでも腐ったりしていないのなら、ちゃんとできているそうです。
一週間ほどたったら、布などで濾します。
ジュースはビンなどに保存して一応冷蔵庫に。
(冷蔵庫に入れなくても大丈夫みたいですが。)
結構長い期間保存できるみたいですが、
せっかく季節の食材を使っているのですから、
その季節のうちに使い切った方がいいような気がします。
果物などのカスは、お風呂に入れたり、ジャムにしたりと利用できます。
こうして、○○家オンリーワンのジュースが出来上がりました♪
飲むときは、水や炭酸水で数倍に薄めてどうぞ、
アルコールなどと割ってもおいしそうですね。
ここでよく勘違いされることは、
体にいいからと、大量に摂取しようとする人がいますが、
バランスが大事です。
酵素ジュースは飲みすぎると、糖分とりすぎになってしまいます。
1日に60ccくらいを目安にしてください。
よし!作ろう!と思った方は
おっ母の記事だけでなく、調べるといろいろと出てきますので、
ご自分なりによく調べたうえで作ってみてくださいね(^^)/
飲む以外にもいろいろと利用できますので
それはまた次回につづく・・・ということで・・・