大往生~枯れるということ
先日、93歳、老衰で亡くなった義母の姉様(義理の伯母)のお葬式に行きました。
おっかあは、甥っ子の嫁ということなので、
行っても行かなくてもどっちでもいいよ、なんて言われたんですが、
伯母さんとはよく喋ったし・・・耳が遠かったので一方的ですけどね^_^
なにより老衰ということに感動したし、
やっぱり最後のお別れがしたいと思って
栃木までお通夜に行ってきました。
90歳を過ぎても自転車に乗り、ゲートボールをし、
大きな声でマシンガントーク!
最後は、体の不調を訴えてから2週間で・・・
体の不調、
これは身体全ての動きがストップし始めるということで、
まさに自然の形。
これが枯れるということ。
大往生です。
ここで、中村仁一さんの
「大往生したけりゃ医療とかかわるな」
(自然死のすすめ)
を思い出しました。
多くの人に読んでもらいたいステキな本だと思います。
おっかあももう一度読み返したい気持ちになりました。
今や伯母さんは、不自由だった身体から抜け出したわけです。
スイスイ動けるし、音もよく聴こえるし、
よく生き抜いた!と、
満足の笑顔が想像できます。
93年間、激動の時代を生き抜いた伯母さんに
拍手と感謝を送ります。