ネガ・ポジ・・・
最近ポジティブにしか物事を考えることができなくなった。
・・・というよりも、ポジティブでもなければ、ネガティブでもない、どちらを意識するんではなくて、感じたことが全部否定的じゃあなくなった!〜みたい。
もともとプラス思考というか脳天気なんだけど、さすがに息子が病気になって再発を何度か繰り返すうちに、物度をプラスに転じて捉えることが苦しくなって、むしろネガティブでいたほうが楽なんじゃないかと思ったときがあった。
っていうことは、阿部敏郎さんがある時ブログで言われていたことが、腑に落ちる。
「ポジティブ思考はネガティブ思考の反転であって、どちらも姿を変えた同じもの。根底にネガティブ性がなければ、あえてポジティブに考えようとする必要がない。」
まさに、このことだ!!っておっかあは思った。
阿部さん曰く、
「僕たちが目指すのは、ポジティブ思考を心掛けることではなく、思考そのものを超えることなのです。」
っていうことは!
ネガ、ポジを意識することなく物事を否定的に考えなくなった今のおっかあは、もしかして、思考そのものを超えることができてる・・・?ってこと???
だから、幸福感があるのかな〜?
あれっ?
でもちょっと待てよ、
今朝、自転車を走らせている時、前をゆっくり自転車で走っていた人に対して、
「なんで真ん中を走るかなあ〜。ゆっくり走るんだったら端っこを走ってほしいよなあ〜。」
なんてことを、瞬時で思っていた自分に気が付いた。。
ああ〜やっちゃったあ〜
意識してみると、しょっちゅう頭の中でこのような目の前の細かな事象を評価し、批判していたんですね。
これって何かと比べていたり、自分だったらこんなことしない、といった上から目線的な見方をしてしまう癖が、長くこの世で生きいく中でいつの間にか身についてしまっているんですね。
気が付くと、何か比較することを探してる。特に自分と比較して、自分のほうが優れていると思うと安心する。
その繰り返し。
やんなっちゃう。
息子よ、おっかあは、まだまだだったよ。