手作り糞パック
今年も5月10日から養蚕が始まって3週間が経ち、お蚕さんも4回脱皮を繰り返し、いよいよ終盤の5令まで成長しました。
あと4〜5日もすれば繭をつくり始めます。
さてお蚕さんといえば繭。
繭から絹糸、そして着物へというのが一般的に知られている流れかと思いますが、実は暮らし全般に渡ってもっともっとさまざまな可能性を秘めているのです。
その中でも特にお蚕さんの糞は、衣食住全般に渡る優れものだと思います。
お蚕さんの糞のことを『蚕沙(さんしゃ)』と言います。
蚕沙はお茶にしても美味しくいただけるし、消臭にも利用できるし、漢方薬にもなるし、さらには抗酸化作用やデトックス効果があって、アトピー、ニキビ、皮膚湿疹などの改善に良いという優れもの。
てことは、美容にも!
そこで閃きました!
蚕沙を使ったパック。
糞パック!!
この頃の糞がちょうど良い感じがします。
この子たちの糞の粉末と、せっかくだからケイ素が豊富な麦飯石の粉末をさらにセリシン水(繭を茹でた汁)で溶いてパックにします。
これでもか!といった中身ですよね。
パックをしている姿は恥ずかしいので載せませんが、パックを洗い流した後の肌触りといったらそれはもう1
ツルツル、すべすべ、スルスル〜な感じ♪
これは絶対いい!!
最近よく聞くタラソパックにも匹敵するのではないかと思います。
おっかあが使っている基礎化粧は、
繭の入った石けん、繭から抽出したセリシン水の化粧水、桑の葉から抽出した桑の葉オイル、そしてこれに今回の糞パックが仲間入りしたわけです。
どうしましょ、どんどんキレイになってしまう〜(笑)