おっかあのブログ

そうか!作ればいいんだ!

実はお蚕さまを育てていました♡

一か月前、去年継いだお蚕さんの卵が孵化しました。

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それを栃木の桑を与えて、大事に育ててきました(娘が)

 

桑畑の手入れなどで栃木に行く際には

この子たちを連れて行きました。

 

そして本日、収繭(しゅうけん)しました。

収穫とは繭を収穫することです。

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ほんの少しですけど、たくさん桑の葉っぱを食べて

こんなに立派なまゆを作ってくれました。

 

娘が、切り繭(繭を切ってさなぎを取り出します)したら

繭の中でさなぎになったばかりの子を4匹ほど見せにきて

 

「おいしそうだよ!」と・・・

 

確かに・・・

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ゆのが邪魔をしてます・・・


 それぞれのさなぎの上に見えるのが、脱皮殻です。

 

さなぎになったばかりの子は、このように白くて柔らかいんです。

そのままにしていると直ぐに茶色くなって固くなってしまいます。

 

食べるんなら今だ!

 

ごめんなさい!

と言いながら、茹でていただきました。

 

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(オス2匹、メス匹)

 

茶色くなった繭は、何度か食べましたが(エビのような味かな)

こんなにフワフワしたのはまだ食べたことありませんでした。

前から聞いていたけれど、白子みたいな味だと。

 

ほんとに!

ふわっとしていて甘みがある!

さなぎの姿を見ないで食べたら、誰しも白子だと思うでしょう。

 

これを昔は冬のたんぱく源として、養蚕農家は食べていたんですね。

 

自分たちで大事に育てた生き物の命をいただく体験は

自然と感謝の気持ちが沸き上がってきます。

 

あらためて貴重な体験をさせてもらってるな~って思う今日この頃です。