精油作り・・・?
きれいで可憐なお花ですね🌼
ちょうど今、いたるところに生えている雑草です。
マツヨイグサ(待宵草)
またの名を、ツキミソウ(月見草)
夕方に開花して、月を眺めて、朝日を浴びる頃になると萎んでしまう花。
さらに、宵待ち草とも言われていて、
そういえば、有名な歌がありました。
『宵待草』(よいまちぐさ)
待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな
恋多き竹下夢二の、実ることなく終わったひと夏の恋を歌った曲です。
可憐な花、お洒落な名前、儚い恋の唄
なんとロマンチックな花なんでしょうね。
しかし、荒れ地のマツヨイグサともいわれるくらい別の顔もあって、
砂漠や山火事の後の荒れ地や道路っプチなどでも
育つことができる力強さのある植物でもあるので、
荒れ地のマツヨイグサなんて言われたりもしています。
そんなマツヨイグサの全体像がこちら
桑畑にわんわん生えています。
わざと生やしているってこともあるんですが・・・
さてここからが本題です!(前置き長い!)
待宵草またの名を月見草
そういやぁ、月見草っていう精油(エッセンシャルオイル)あったっけ!
ならば、桑畑の草刈りをするときに、マツヨイグサは刈らないで
そのまま育てて精油またはフラワーウォーターを作ってみたらどうだろう。
って思ったんです。
その前に、精油を採る蒸留器が必要。
でも、お高い!
おっとうに話してみたら、
ネットで結構格安で買ってくれました!
それがこれ!
大きな蒸し器の蓋を改造した簡易なものですが。
そして中国製で、説明書も中国語^^;
でも、いろいろ調べたので原理はわかります。
早速試しに、庭にわんさか生えているミントでやってみました。
結果
上にうっすら油が浮いています。
これが精油(;'∀')
せめて1ミリくらい油が浮いていれば、
小さなスポイトで採取できたかもしれませんが、これでは・・・( ̄▽ ̄;)
でも油の下の水はミントのいい香りがしています。
フラワーウォーターとでも言いましょうか。
今はこれをスプレー容器に入れてトイレで使っています。
もっとしっかり精油を採るには、
この鍋いっぱいにギューギューに入れたらいいんだと思って
今回、マツヨイグサの花をたくさん摘んでやってみました。
しかし!
ミントよりオイルっけがなく、
しかも香りは、ホウレンソウの茹で汁みたい^^;
マツヨイグサの花の香りは上品なのですが。
だめだったかぁ~(*_*;
なら、オイルが豊富そうなグレーフルーツの皮はどうだ?!と思って
今まで捨てずに冷凍保存しておいた自然栽培のグレープフルーツの皮でやってみました。
グレープフルーツのいい香りのするグレープフルーツウォーターはできました!
が、きっと量が足りなかったんでしょう、精油はとれませんでした。
もしかしたらこの簡易蒸留器だからだめだったのかかもしれませんが・・・
こういった一連の作業で
精油ってほんのわずかの量なのにかなりお高いということの意味が
よぉ~くわかりました。
マツヨイグサは染料にもなるとのこと。
次は精油ではなくて、染めでマツヨイグサを使ってみようと思ます。
そしてグレープフルーツウォーターは石けん作りに使ってみます!