ホウキモロコシ
青空にそびえたつトウモロコシみたいな作物。
その名は「ホウキモロコシ」
手が届かないくらいのところに穂が見えますが
これがホウキになります。
こういうやつ↑
春に種をいただき、桑畑に撒いたらグングン伸びていきました!
途中、風などで倒れたりしましたが、
土寄せしたり紐で支えたりしながら(主に娘が)元気よく穂をつけていきました。
ここまでくれば収穫なんですが、
収穫したら乾燥しないうちにできる限り直ぐに脱穀しなければなりません。
乾燥してからだと、穂がバサバサしてしまって、
美しいホウキが出来上がらないのだそうです。
でも、脱穀機がありません。
でももう収穫しなくちゃならないし。
しょうがないので、くしで一本一本とかしながら脱穀していました。
そんな効率の悪いことをしている中、
最近すごく良くしてくれている近所のおばさんに
娘が何気にホウキモロコシのことと脱穀のことを立ち話でしたら、
ついこの前家にあった脱穀機捨てたよ!
まだあるかもしれないから、と言って・・・
なんということでしょう~!!
一旦捨てた脱穀機を戻して、
しかも壊れているところを修理までして運んできてくれました!☆(≧▽≦)☆
おっかあたち、やっぱり何か持ってるなぁ!✨
流れに乗ってるなぁ!~✨
もう骨董品ですよね。
でもこのくらいがちょうどいい!
脱穀したら穂先がホウキっぽくなりました♪
今年はたくさん収穫できませんが、種取りをして
来年ホウキモロコシ畑を作ろうと思います。
なぜなら、この畑↓
ここは家の前の畑なんですが、
おばあちゃんの頼みもあって、裏の農家さんに草取りをしてもらっています。
おばあちゃんも雑草嫌いですが、裏の人も雑草を一ミリでも生やしたくないようで
年がら年中トラクターで耕運したり農薬を撒いたりしています。
(注:でも耕運や農薬のこと以外はとってもいい人なんですよ。)
しかし、こうなると微生物は生きていくことができず
作物を作るときには絶対に肥料や薬を与えなければ
もはや育つことのできない土になってしまっています。
先日娘とスコップで穴を掘りました。
なんと10センチくらいで固い層が出てきました(゚д゚lll)
そこで、肥毒抜きと固い層を壊す作業をホウキモロコシにやってもらおうと思ったわけです。
土は甦るし、ホウキも作れるし、一石二鳥です。
たぶん4~5年はやらないと本来の土にならないかと思いますが。
いずれホウキ作りの技術を習得して、
養蚕に続いてホウキ職人として活躍できたら面白いと思いませんか!♪
また楽しみがひとつ増えました!