生クリームって?
先日、生クリームを振り続けてバターを作ったお話をしましたが、
その時、素朴な疑問がわいてきました。
生クリームってなんなんだ?
牛乳ではないし、でもお乳からできているんだろうし、
しぼりたてのお乳は、生クリームじゃなくて牛乳だよな・・・
じゃあ生クリームは牛乳を加工したものだよね・・・
調べたらこういうことでした。
牛乳を遠心分離器にかけて取り出した乳脂肪のほうを
原料としたクリームが生クリームである、
ということでした。
牛乳をそのまま置いておくと脂肪分が浮いてくるので、
(水分と脂肪分が分離するので)
要はそれが生クリームということなのですが、
ならば、自分でも作れるのでは!
と、おっかあみたいな人は思いたくなりますが、
一般的な市販の牛乳では生クリームは取れないのだそうです。
それは、牛乳の水分と脂肪分が分離しないような
処理がされているからだそうです。
「ホモジナイズト(均質化)」というそうです。
ノンホモ牛乳という言葉は聞いたことがありますが、
これは、ホモジナイズト処理をされていない牛乳です。
この牛乳なら、家庭でも生クリームが取れるはずです。
しかし、さすがにこれはやろうとは思いませんが・・・
ということで、生クリームというのは、
加工されていない牛乳の上澄み(乳脂肪分)ということでした。
生クリームの水分の中には、乳脂肪分(油分)の粒が、
水に混ざっていない状態で浮いていて、
その粒の周りには膜があって、油の粒を水から守っている状態になっています。
で、それを振り続けることによって膜が壊れて、
むき出しになった乳脂肪分が互いにくっつきあって、
バターになっていくそうな。
ちなみに、我が家で生クリームを購入するときは、
乳脂肪分が40〜50%のものを選びますが、これは主にホイップ用で、
コーヒー用は、20%くらいのものがよいみたいですね。
おっかあは、なんでもかんでもホイップ用を使っていました。
勉強になりました♪