お蚕さま♡(その15)
真綿を作るべく、まゆを茹でて水気を切りました。
その続きです。
ここからです、大変なのは。
茹でたまゆを、お湯の入った洗面器に一個づつ入れて、その中でさばいていきます。
要は、中に入っている抜け殻や、まゆから出られなくて死んでしまったさなぎなどを取り出して、綿を整える作業です。
時間のかかる地道な作業でした。
最初は、ちょっと気持ち悪いかな〜と思ったんで、ゴム手袋をはめて作業をしようかと思いましたが、ん〜~_~;それはやっぱりお蚕さんに対して失礼だな、と思って、素手でやることにしました。
始めてみると絡んでしまっていて結構たいへん!
本当だったら、一個中身を出したらお湯の中で綿をきれいに開いて手のひらに載せ、それを4個分くらいのまゆの綿を重ねたら、お湯の中で広げてたたむ、という作業をします。
これができなかったので、よそ様のブログからその画像をお借りしてみました。
本当はこんな風にやります。
これ、やりたかったなあ〜
ボロボロ〜
これで、糸が紡げるのか??
紡げるでしょうけど、ボコボコの糸になるでしょうね。
まあ、それはそれでいい味がでるとは思ってますけど…^^;
紡ぐのに、道具がないのでもう少し後になります。
さて、今回なぜこんなんになってしまったのかというと、
まず、穴の空いたまゆを使ったことがひとつ、
それと、お蚕がまゆを作るときに、まぶしに(蚕のアパート)足場を作ります。
これの処理もせずに一緒に茹でてしまったからだと思います。
でも、生きてるお蚕をそのまま茹でることなんかできないし、
後で、中のさなぎを佃煮かなんかにして食べるんでしたらいいかもしれませんが、以前も言いましたように、おっかあは食べませんから!(食べれません。)
それと、足場の糸ももったいないので一緒に真綿にしたいですし。
だから、いいんですこれで(^_^)v
さて、次は紡ぐ作業です。
楽しみです♪