お蚕さま♡(その20)
11月22日
卵に黒いポツポツが!
こりゃあ、生まれるのかも!
ほんと、まさかと思いましたが、
この卵、非休眠卵だったんです。
以前、休眠卵と非休眠卵(お蚕さま♡その13)があることを書きましたが、
こんな冬に非休眠卵を生むとは思いませんでした。
休眠卵と非休眠卵の見分け方は、卵の色づき方の違いでわかります。
春を待って孵化する休眠卵は、卵が生まれて2,3日もすると青く色づいてきますが、春を待たずに孵化する非休眠卵は、色づくのがゆっくりです。
しかしこんな時期に、春を待たずに生まれてしまうような卵を生むとは思いませんから、てっきり無精卵かと思っていました。
でも、だんだんうっすら青みがかってくるので、もしや!と思いながら見守っていました。
野蚕(お蚕さま♡その4)では、到底考えられないことです。
人間都合で品種改良された家蚕ならではですね。
人間都合と言ってしまうと、なんかマイナスなイメージになってしまいますが、日本人のお蚕とのお付き合いは相当古く、今や共に生きる仲間みたいな間柄になっているんじゃないかと思います。
それにしても家族バンド発表の朝に生まれた子たち、
嬉しさ楽しさも倍増です!
生まれてきたタイミングがシャレてます♪
さて、孵化してから約10日ほど経った今、
こんな感じに成長してます♡
なんてなんてかわいいんでしょう〜♡
ちゃんとお蚕の幼虫らしい姿にまで成長してます♡
しかしぱっと見、ウジ虫ですよね~_~;
でも、この子たちの親が交尾して、小さな小さな卵を産んで、
そこから生まれてきた子たちですから、
おっかあにとっては、わしゃわしゃしたいくらい愛おしいんです♡
もしかしてドン引きですか?(・_・;
さて、成長していく過程についての説明はまた後ほど書きたいと思います。