冬の手仕事♪
6月に収穫(収繭)した まゆたち
↓
とりあえずそのまま冷凍保存していましたが、
そろそろなんとかせねばと思って、
今日から少しずつ、中のさなぎを取り出していくことにしました。
上のほうをカッターで切って、中からさなぎを取り出します。
(切りまゆといいます。)
右側のごみみたいなフンみたいなのは、
まゆの中で、さなぎになるときに脱皮した脱皮殻です。
これは、キトサンが多く含まれているそうなので、
何かにできるんではないかと・・・
とりあえず、とっておくことにします。
さなぎは高蛋白なので、養蚕農家さんにとっては、
冬の貴重な栄養源として食するんですが・・・
おっかあはどうしようかなあ~?
何が心配かって・・・
決してきれいとはいえない土手で採ってきた桑の葉を食べて育ったお蚕さんなので、
食べて大丈夫なのかどうか?
とりあえず、ボイルして冷凍保存しておきましょう。
で、おっかあはボイルしたとき、ひとつ食べてみましたけどね^^;
娘がお世話になっている京都の塩野屋さんで
食べさせていただいたさなぎの味と同じでした。
ならば、大丈夫かな?
そして、そばで見ていたゆのちんにも食べてもらいました。
きっと猫のごはんには最適なんじゃないかと思うんですよ!
まだまだたくさんあるので、
切りまゆにしたり、真綿にしたり、紡いだり~♪
楽しみな冬の手仕事にしたいと思います。
ハラハラドキドキ♪
ほらっ!
階段が登れるようになりました!
しかもすごい勢いで駆け上がるΣ(・ω・ノ)ノ!
追いつかないくらい速いくてビックリです!
前日までは、
「登れニャイ~(;´Д`)」と言って、
下でニャアニャア言ってたのに
突然、ダダダァー!!といっきに駆け上がったのですから!
前日までのあれは何だったのでしょう?
しかし、こっちはハラハラドキドキです。
猫なんだから大丈夫なんでしょうけど・・・
2階に上がれるようになったので、
2階にもトイレを設置したら、すぐに覚えてくれました。
さすが、やっぱり頭いいんでないか!?
そして、2階にいるゆのに
「ゆの~ごはん~」って言うと
ちゃんと降りてくるんです~♡
すごくないですか?(^^♪
みんなそうですか?
うちの子だけ特別すごい!と思ってしまうんですけど・・・(^^;
午前中、何回も上ったり下りたりして遊ぶので、
午後は疲れて、お気に入りの座椅子でずっと寝ています。
まるでこの家の主みたいに(;’∀’)
そうはいってもまだまだ生後4か月弱。
寝ている姿を見ていると、
1か月にもならないゆのが、寒い奥日光でたった一人で
お母さんのおっぱいももらえず、彷徨っていた時があったなんて・・・
想像しては涙が~( ノД`)
保護してきてほんとによかった~!
思い出
さて、このボロボロの箱はなんでしょう?
ヒントは・・・
「ごにゅうがくおめでとうございます」
って書いてあります。
そうです!
これ、ランドセルが入っていた箱なんです~(*^_^*)
ということは、約20年前くらいのものです。
なんとなく便利なので、廊下用のごみ箱として使っていて、
今では、そこにこの箱があるのが当たり前になっていました。
しかしよく見たらボロボロ。
もういいね、って上の娘と相談して処分しようとしたのですが、
今までお世話になったんだし、
京都にいる下の娘にも相談してからにしよう
ということになりました。
そして今回ちらっと帰省してきたので、写真を撮って
ありがとう!と言って廃品回収に出しました。
よく見ると、ボールペンで
これさえあれば百人力だとか、~してやるとか、
いろいろと書かれてあって、思い出が詰まった箱だったんですね。
だから処分するの、結構思い切りが必要だったんですよ(;´∀`)
紡ぐ♪
ついに始めました!!
前からやってみたかった結城紬の紡ぎ方で。
「つくし」という道具を使って真綿を紡ぎます!
「つくし」というのは本来こういった道具です。
この道具がほしくてほしくて~
ネット通販などで調べてもなかなか出てこなくて、
やっと出てきたと思ったら、結構お高くて・・・
しかもそこには、高いので簡単に作れるので自分で作ってみましょう、
なんて書いてあるし・・
わかったよ!作るよ!
100円ショップで木材などを購入して、
あとは家にある材料をかき集め組み立ててみたら
こんな感じになりました(笑)
とにかく真綿を引っかけるところと、
くるっと巻ける棒が固定されていればいいみたいなので
なんとなくこんな感じで大丈夫かと・・・(^^;
でも、まだまだ改良の余地はあります。
さて、結城紬というのは・・・
茨城県・栃木県を主な生産の場とする絹織物で、国の重要無形文化財。
そして、この「つくし」という道具を使って袋真綿を引っかけて手で紡いでいくのです。
しかも、あまり撚りをかけず、なんと唾液をつけながら細く紡いでいくのです。
この唾液が、若い人のものよりもお年寄りの唾液の方が粘りがあってよいのだそうですよ。
おっかあは、結城紬の風合いがすごく好きで、
これがずっとやりたくって。
我が家で育てたお蚕さんのまゆがたくさんあるし、
2年前くらいに袋真綿にしたものもあるので、さっそくやってみました。
やってみると、道具があるのとないのとでは全然違う!
楽に紡げます!
しかし、見よう見まねで作ったしょぼい袋真綿なのでちょっとやりにくいですけど(^^;
その袋真綿にした様子の記事がこちらです
↓
結城紬の手法で紡いだ絹糸。
たくさん紡いだら、先ずはストールでも織ってみようかな♪
まあ、何年先になるかわからないですけどね~(;´∀`)
身体は食べたものでできている~ゼロに近づく♪
前回の記事
↓
ゆのこんの後ろ足が弱ってしまった~っていう記事。
その原因はレバーを与えていたこと!
それを除いただけで後ろ足の元気を取り戻してきました。
さて、薬や医療に頼るのが当たり前になっている昨今ですので、
このような事態になったとき、医者に診てもらおうとか
良い薬はないだろうかと薬探し、またはサプリ探しをすると思います。
この行為は、何かを加え、付け足して解決しようとするものです。
しかし、原因がわかればその原因を取り除くだけで解決してしまうんです。
ゼロの状態では何事も起こりません。
でもそれに、プラスの出来事やマイナスの出来事が加わることで
良いも悪いも、いろんなことが身の上に起こってきます。
よく原因不明とかいうけれど、絶対そんなことはないということです。
もちろん、ゼロというのは、な~んにもない(無)ということではなくて、
プラスマイナスゼロ=バランスがとれてる
ということです。
もうちょっと付け足すなら、
プラスマイナスゼロ=バランスがとれてる=自然な状態
ってことなのかな?
ゆのにとってレバーはとても不自然なものだったんですね。
健康にいいから、これを加えてみようと何かを付け足していくよりも
不必要なもの(不自然なもの)を除いていくことの方が
ストレスがなくて、とても楽な気がします。
実際に楽です♪
ゼロに近づくことだと思うのです。
それは食べ物に限らず、生きていくうえでも。
でも、人生、
不自然な状態を経験するからこその学びなのかもしれませんね。
そして、学ぶたびにゼロの近づいていくのかな。